Mihoko Love

“Why not?”

あなたの人生を変えた言葉はあるだろうか?

わたしの場合は、たったの2語だった。とても短いけれど、パワーは最強のひとことだった。

初めて就いた仕事が海外イベントコーディネーターという、夜遅くまで忙しい毎日だったけれど、とても楽しい仕事だった。外資系コンピュータ会社のため、アメリカにある本社訪問と観光を兼ねて、重要顧客向けに報奨ツアーを企画するのだ。その時の上司でわたしのニューヨーク人生に大きく影響を与えてくださった方がいる。彼はシンガポールにずっと居たため、真っ黒に日焼けしていた。彼は自分の上司やその上の人々に媚びることなく、いつも体当たりでかっこいい侍のような人だった。イベントと旅行を扱うこの海外渉外部にいると、旅行会社から様々な宣伝を兼ねたお誘いが来る。その中のひとつ、「コンチネンタル航空ビジネスファーストで行くニューヨークボストンの旅」というお誘いが来た。上司に持ってゆくと、「ニューヨーク大好きでしょ、行っておいで。」彼のそのひとことで目の前にパラダイスが広がった!ニューヨークにいける!いくら感謝しても仕切れないくらいにうれしくてたまらなく、飛び跳ねたい気持ちをぐっと抑えた。

初めてのニューヨークは目にするものすべてがエキサイティングだった。人々が、そして建物たちが、“How do you express yourself?”と聞いてくる。みんなカラフルに自己主張をしている。そんな中、自分も感じたままにふるまってみる。ここちいい。見ず知らずの人たちが話しかけてくれる。“Love your shoes! Where did you get them?” “Your bag is so cool!” 会話が自然に始まる。アイコンタクト、スマイル。とてもきもちいい。人間はこうあるべきだと感じた。変な壁はいらない。自然にコミュニケーションをとる。そんな当たり前のことが、すっごくきもちよかった。

そんな中、あこがれのSOHOでギャラリーを回ってみた。ギャラリーの前でエレベーターが降りてくるのを待っていると、男性が話しかけてきた。彼に「New Yorkだいすきです。SOHOに住みたいなぁ!」と言うと、彼はひとこと、“Why not?” と言った。「Why not? なぜそうしないんだい?そうすれば?」と言われて、そっかぁ〜すればいいよねぇ!ショックだった。いい意味で。目の前がぱぁーっと開けて、可能性のドアが一気に開くのを感じた。名前も忘れてしまった彼だけれど、彼にこころからお礼を言いたい。あの滝に打たれるようなひとことのおかげで、覚醒できた。それから帰国後、超特急でニューヨーク留学の準備を始めた。

“Why not?”
迷ったら、自分に問いかけてみよう。

New York Skyline_mihokolove.png
Mihoko Love🦋

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