ニューヨークのデリやレストランで働くメキシカンやチャイニーズの英語レベルは、日本人の初心者レベルよりもかなり低いことが多い。けれども、そんなことは気にせず、彼らは毎日46個の顔の筋肉やジェスチャーをフルに使い、体当たりでコミュニケーションをとっている。そういう姿を見ていると、とっても気持ちがいい。英語の文法がどうとか、究極はどうでもいい。コミュニケーションが取れるかどうかの問題。言葉の壁を超えた、メッセージが伝われば、手段はなんでもいい。
コミュニケーションにおいて、非言語(Non-Verbal Communication) の割合は何パーセントくらいに感じるだろうか?ジェスチャーや声のピッチやトーン、顔の表情で伝わる部分だ。なんと93%!だというから、驚きだ。ということは、言葉なしで、それだけ伝わるということだ。例えば、「お蕎麦食べたい」だったら、言葉はなくても、落語家のようにジェスチャーで伝えられる。「こちらへどうぞ」だとしても、手のひらと視線で伝えることができる。「ありがとう」と伝えたくても、アイコンタクトもスマイルなしで言ったらどうだろうか。感謝の気持ちは伝わらない。93%の部分が欠けているからだ。「グラァ〜シアス!」しか言えないスペイン語圏のプエルトリコに行ったときに、体当たりスペイン語がとっても気持ちよかったのを思い出す。
からだ全体を使って、コミュニケーションをとること。そして、その努力が実り、なんとか意思疎通できること、また、できなくても、それがおかしくて楽しくて、笑っちゃうこと。
原始的な部分でコミュニケーションをとるということは、快感だ。
生きてる感が倍増する!
英語にしても、残りの言語の部分(Verbal Communication)、「たった7%のために学べばいい」と思えば、そんなに負担に思わなくなるのではないだろうか。形よりも中身が大事。文法よりも何を伝えたいかを考えて。肩の力を抜いて、気軽に表現してみよう。Relax + Feel Good ♡
ね!
7%のための英語だよ。
なぁ〜んだ。
Mihoko Love 🦋